【役に立ったらいいな】2回生。
皆様お疲れさまです。
今回は前回の続きで学生の頃を思い出して書いてみたいと思います。
1回生の話はこちら。
2回生の話。
2回生になると、基礎の勉強は英語以外終了してついに医学の勉強が始まります。
生理学、生化学、分子生物学、解剖、薬理学、病理学、微生物学、感染防御学、免疫学がたしか抑えておく分野だったと思います。
ここで自分の経験からまず言わせてほしいのが、
丸暗記では太刀打ちできない!
という事です。
恥ずかしながら、僕は学生時代全体を理解する力に欠けていたので困ったら丸暗記してました(笑)
なのでいきなり2回生で歯が立たなくなり、見兼ねた先輩が勉強を教えてくれて何とか立て直せました。
その時に学んだことは、全てに意味があるので一つ一つ理解しながら進むことです。
例えば医科学であれば
グルコース→グルコース6リン酸に変換させるのはグルコース6ホスファターゼですが、この場合「ホスファターゼ」がこの経路を進める酵素であり、それに次に変換される物質名が加わるだけとなるので、ここでは「ホスファターゼ」だけ覚えれば酵素の名前は作れるということになります。
当たり前すぎますが。。でもこの積み重ねで覚えていく量を減らすことが後々臨床の場でも必要となってきますのでもし出来ていない人いれば頑張ってみてください。
次に国家試験を見据えて言っておきたいのが、
あまり一人で勉強し過ぎない
事です。
これはどちらかと言えば賢い方に多いと思いますが、一人で全部やってしまうタイプは危ないです。
学生時代であれば、先輩からの過去問とか資料をもらって皆と一緒にやった方が集団からはぐれずに留年の危機は回避しやすいです。
そんなの成績的に関係ない人も聞いてほしいのが、
国試は不平等
です。というと怒られてしまうかもしれませんが、、
何が不平等かというと、正解率が低い問題については削除されます。
これは結構ひどいシステムだと思ってます。
もちろん悪問だから削るというのはわからんでもないのですが、
もしめちゃ勉強して正解率の低い問題を正解しても、勉強してなくて間違えた人と同じということになってしまいます。
もちろんごく一部の話ではありますが、何か損した気になります。
あと、教科書と実際の臨床での答えが違うなんてこともよくあります。
これがたまに賢い人が陥る状態です。
勉強しまくって、臨床の勉強もしまくった結果、試験の時に
「この前の臨床研修ではこんな感じでしてたけど、教科書では禁忌とされているんだよなぁ、でも実際に臨床で行ってるからいいか!」
なんてことが起きれば悲劇でしかないです。
最近はだいぶ臨床に近づいては来ていますが、実は専門医の試験でもこんなことはよくあります。
なのでそんな時は
みんなが選ぶであろう答えを選ぶ
事が大事になってきます。
あくまで試験は試験、受かることに焦点を合わせないといけないと思います。
話が逸れて長なってしまいました(汗)
続きは次回に書かせていただきます。